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Posted by 滋賀咲くブログ at

2012年03月26日

藤井俊治さん(ギャラリー)&松本大樹さん(ギター)記者会見

本日、しがぎんホール(滋賀銀行本店2F)でBAF直前☆記者会見を開催しました。
アートギャラリーに出展いただく藤井俊治さんと、
小ホールでギター・リサイタルに出演いただく松本大樹さんにお越しいただきました!
松本さんは留学中のフランス・パリから帰国されたばかりです。

お二人は滋賀県が新設した「平成23年度次世代文化賞」の第1回受賞者。
今回、絵画と音楽というそれぞれの表現をBAFの場で披露してくださいます。

昨年のBAF2011が開催されたのは3月12日(土)でした。
あの地震の翌日です。
藤井さんにとっても、この度の震災はアーティストとして自分と作品を
深く見つめ直すことになったそうです。
今回会場に合わせて制作してくださった新作「嘘ついてさよなら」は、
その変化が表れた作品とのこと。
(新作のレポートはまた後ほど、ブログにアップしますね)
「これまで画布全体を塗るような密度の濃いものを作っていたのですが、
新作では余白や空間があるあっさりとした作品に仕上げました。
びわ湖ホールは美術館と違って、壁に釘を打って掛けることができないので(笑)。
だからこそ、この会場に合う作品をと思って新作にチャレンジしました」



続いて、松本さんが演奏する曲について話されました。
「皆さんにとって親しみやすい曲とともに、
いま学んでいることをしっかり発揮できる演奏にしたいです。
プログラムもそれを意識して組んでみました。
とくにロドリーゴ作曲「トッカータ」は、楽譜がずっと個人蔵だったため
最近になって公表された曲です。
もしかしたら、日本では今回が初演になるんじゃないかなと思います。
非常に難曲ですが、それをリサイタルの最後にお届けします」

このあと、松本さんが1曲披露して下さいました。


会見の最後はツーショットで写真撮影!☆


当初、藤井さんの作品は大ホールホワイエだけの展示を予定していましたが、
藤井さんご自身から、ともに次世代文化賞を受賞した松本さんが演奏される
小ホールでの展示をご提案いただきました。
当日は、小ホールに向かう地下1階のアプローチにも藤井さんの作品が登場します。
音楽と絵画のすてきなアート体験をお楽しみください。

余談ですが・・・
松本さんはどうやら時差ボケ気味だったらしく、
会見終了後のなごやかな会話のなかで「あれ、いま昼ですか・・・?」とポツリ。
周囲は大爆笑でした(笑)。
「今日は寝ずに過ごして解消しときます・・・」と松本さん。
パリから十数時間ですよね。お疲れさまでした。

これにて記者会見レポート終了です。
お二人ともお忙しいところありがとうございました~!


Posted by BAF2012 at 18:52 Comments( 0 )